能登半島地震・支援レポート7月27日【能登島野崎地区】

能登島の野崎地区で漁協や家屋の廃棄物の運搬ボランティアを実施

真夏のお天気の1日。今日も七尾市能登島で、40名近くのボランティアが活動をスタート。
関西、名古屋、関東など全国からボランティアの方が七尾に集まってくれました！

そして、災害ごみの無料廃棄の期限が「7月末」までということもあり、駆け込みの依頼がたくさんあり、災害ごみ処理場までは大渋滞・・・・トラック1台の荷物を荷下ろしするのも、1時間半待ちの状況でした。

なかなか進まない車の中で、「まだ残っている廃棄する家財たちをその日中に廃棄できるのか？」不安になりながらも、なんとか皆さんのために終わらせるんだ！！という思いであきらめずに最後まで活動してくれました。

現場では、活動先のお母さんが仮設住宅に入居したことを教えてくれました。

「仮設住宅に入居できたことはとてもありがたいけど、今まで一軒家で暮らしていたので、実際入居すると周りの生活音が気になることもあるのよね・・」とお話しされていました。

環境が変わると、これまでは感じなかった悩みも増えることもあります。
被災してから環境が変わるのって、自分で選んだわけではないから、きっと複雑な想いをされている方がいっぱいいるんだなとお話を聞きながら感じました。

被災してからひたむきに家族のために、生きるために頑張ってきて7か月、本当に疲れてくる頃だと思います。
身体も心も疲れてきている今だからこそ、みなさんが感じていることを少し言葉にできる雰囲気作りや環境づくりをできるように、今後もみなさんの心に寄り添える活動を続けていきたいと考えています。