能登半島地震・支援レポート8月3日【小丸山認定こども園*物資支援】

小丸山認定こども園にプールセットをお届けしてきました！

地震の影響で壁や地面にひびが入ったり、ガラスが割れたりと被害がありながらも、子供たちや保護者の方を思い、早々に保育再開をされたこども園です。

被害を受けたものの修繕を優先しており、子どもたちが大好きな水遊びができる環境が整えれていないというお声を聴き、今回プールセットをお渡しすることになりました。

被害状況

園長先生のお話

発災当時は自分のことよりも園や子ども達のことが心配で、まず園の様子を見に行こうとしましたが、周辺の道が陥没しており、全く前に進めない状況でした。

やっと園に入ることができた時は、壁や床にひびが入っていてとてもショックでした。

それでも、少しでも親御さん・お子さんのための心の支えになれば！と先生方と話し合い、早急に修繕をし、安全面を考慮したうえで受け入れを再開しました。

そんな中で特に困ったのは、「水」で、飲料、トイレ、手洗い…あらゆるシーンで欠かせない水が無いため、様々なところから水を集め、子ども達が安心して過ごせるように工夫して過ごしていました。

水道から水が出るようになったときは、心の底から嬉しかったです。

と当時のお話を聞かせてくださいました。

子ども達のために日々奮闘しながら過ごされてきたこの8カ月間。
先生方のあたたかく、強い想いにとても心が動かされました。

支援内容

・日よけ用タープ
・ビニールプール
・水遊び用おもちゃ

ボランティアに来てくれていた大学生と共に訪問させてもらうと、先生も子ども達もあたたかく迎えてくれました！子どもたちは早速嬉しそうにおもちゃで遊んでいて、その姿がとっても微笑ましかったです。

被災後、子供たちの心のケアをしたいと思いながらも、パパママは、家の片づけや仕事、行政への手続き、仕事などもあります。そんな中で子供たちを保育してくれる「こども園」や「保育園」は働くパパママにとっても大きな存在だと思います。子供たちが笑顔で楽しい日々を過ごせるような、そんな支援もしていきたいと考えています。