能登半島地震・支援レポート2025年9月13日【七尾/一本杉】

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一本杉通りでの活動!

9月13日(土)、七尾市・一本杉通りにある「シューズ木下」さんと「株式会社コクブ」さんの倉庫で活動してきました。この日は2チームに分かれて動き、これまでご縁のあった2軒のお宅のサポートを中心に活動しました。


現地調査

文具や事務機器を扱うコクブさんの倉庫を現地調査!
貸し出し中の倉庫ですが、近々解体予定とのことで、今後の動きを考えるために細かく確認していきました。
解体に向けて、私たちがどこを支援できるか、しっかり把握することができました。


シューズ店の冷蔵庫移動

店舗で保管していた冷蔵庫を、修理が終わったご自宅へお届けするお手伝いをしました。

ご自宅は海の目の前。
作業後、震災当時の津波の怖さや、道路が陥没したときのお話を聞かせていただき、
被災して1年半以上たっても、その当時のことを鮮明に伝えてくださり、私たちも胸が締め付けられる思いでした。
冷蔵庫は無事に運び終え、木下さんの困りごとをひとつ解決できたように思います。


戸田時計店さんからの突然のご依頼

冷蔵庫の積み込みをしていたら、近くの時計店さんから「ちょっと手を貸してもらえない?」とお声がけをいただきました。

内容は、2階の2間分の畳の運び出しと、食器棚の移動。
その場で現場調査させていただき、改めて活動に入らせていただくことになりました。

UEの青いビブスを見て頼っていただけたことが、本当に嬉しかったです。
同時に、「震災から1年9カ月経った今でも、どこに頼っていいかわからず困っている方がこんなにいるんだ…」と、あらためて現実を突きつけられる瞬間でもありました。


白馬倉庫での廃棄運搬

最後は、コクブさんが所有する白馬地区の倉庫へ移動し、什器などの廃棄作業をお手伝い。
軽トラック2台分を廃棄場へ運び、当日の作業はすべて完了しました!

今回の活動を通して、七尾のまちには「表からは見えない課題」がまだたくさん残っていることを実感しました。
震災から1年9カ月が経っても、どこに助けを求めていいのか分からず、一人で抱え込んでしまっている方がいる。
そんな現実に触れ、胸が苦しくなる瞬間が何度もありました。

それでも、出会った皆さんは本当に温かく、笑顔で迎えてくださり、「来てくれてありがとう」と何度も声をかけてくださいました。
こちらこそ、ありがとうと言いたいのは私たちの方で、皆さんの言葉や表情に、何度も背中を押されました。

初めての石川、初めての能登、初めてのボランティア。
不安もありましたが、この場所で過ごした時間は、私にとってとても大きな経験になりました。

まだ支援が必要な方はきっと多くいらっしゃいます。
今回の活動で感じた想いを忘れず、これからも自分にできる形で関わっていきたい。
そう強く思えた一日でした。


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