能登半島豪雨・支援レポート10月19日【輪島市河井町】

輪島の復興に向け、一歩ずつ。雨だからこそ被災者の「心」に寄り添う支援を

ビショビショになりながらも活動する私たちに、お家の方から「ここまでやってくれてありがとう。自分達では全然片付けが進まないので助かりました。」そう活動後に感謝の気持ちを伝えてくださいました。

豪雨災害後の被災地で振る雨は、被災した皆さんの心を不安にさせる日です。

日常の中で雨が降ることは当たり前。
その当たり前の雨が、自分たちの大切な家・思い出の場所を土砂とともに飲み込んでいく・・・・

雨が降る旅、あの日のことを思い出し、寝ることができないんです。
豪雨災害の被災地ではそんな想いを伝えてくれる人が多くいます。

この日は雨だったので、お家の中で出来る作業として、リフォームするお宅のお掃除をする中でも、活動先の皆さんと、いろんな会話をし、一緒にお片づけをするのですが、
ただ片づけをするボランティアではなく、何気ない会話から心を開いてもらえるように、楽しい時間を一緒に過ごすことはもちろん、発災当時や今の悩みや感じていることなどを寄り添って聞くようにしています。
この日も活動先のお家の方とたくさんお話しし、「絆」がつくれたように感じる時間を過ごしました。

活動後には、輪島名物「かかし（揚げ物）」を準備してくれていて、みんなで美味しくいただきました！
活動したメンバーも輪島に行くたびに、輪島の素敵なところを知り、輪島のことをまた好きになります。
美味しい食べ物、美しい景色。
そして、その場所にいる人のことが大好きに。

こうして支援をする中で「つながり」ができ、「絆」を紡いでいく活動をこれからも継続していきたいと思います。

【初参加の道場さんの感想】

＜今回の支援内容＞
活動日：10月19日
場所：輪島市河井町

・本棚や家具の運び出し
・水に浸かって使えなくなってしまったシンクも解体
・土砂だしなど