能登半島地震・支援レポート11月3日【うますぎ一本杉×復興一本杉マルシェの運営】

能登復興の願いを込めて！地元の皆さんの熱い想いに感動した1日

「元旦に地震が起きてから、この日を迎えれるなんて想像もしていなかった」
「こうしてたくさんのお客様が能登・七尾に来てくれたことが本当に本当に嬉しい」
「能登は必ず復興できる！そう確信することができました」

七尾駅を降りてすぐにある一本杉通りは、古い町並みが残り観光客にも人気があります
しかし、能登半島地震で建物が国の登録有形文化財の商店などが大きな被害を受け、多くの店で営業再開の見通しが立たないお店も多くありました。ユナイテッドアースも発災直後から支援に入らせていただいており、今では仮店舗での営業を再開しているお店も増えてきましたが、やはり震災前ほどの賑わいは戻っていない状況でした。

その中で、11月3日に「うますぎ一本杉×復興一本杉マルシェ」を同時開催。
ミシュランの星を取った名だたる有名店が出店することもあり、昨年は8000名の来場があったようですが、今年は地震の影響もあったのでどうなるか心配の声も聞かれました。

ぎりぎりまで運営メンバーも不安な中でしたが、当日はイベント開始前からたくさんのお客様が会場にいらっしゃる姿を見て、涙を流すスタッフの姿もありました。（当日は約1万人の方が、「うますぎ一本杉」に来てくれ、大盛況の1日となりました！！）

ボランティアも73名と、本当に多くの方が来てくれて、ユナイテッドアースの青いビブスがあちらこちらに！石川県内だけではなく、東京、神奈川、大阪、兵庫、愛知など、全国各地からユナイテッドアースの仲間が能登に駆けつけてくれました。

UEでは、今回のイベントの開催に向け、一本杉の皆さんと共に数ヶ月前から打ち合わせを重ねながら共に歩んできた中で、当日は一本杉の振興会の方々と込み上げる感情を抑えられず、涙ながらに感謝を伝え合う場面もありました。私たちとしても、ボランティアと被災された方という関係性を超え、共に能登の復興を願い、動く同志・仲間になれたこともとても嬉しい瞬間でした。

UEが災害支援で大切にしていることは、被災者の方の命を守ること、みなさんの心に寄り添った活動をすること。それと共に「産業の復興」を念頭に置いた支援活動をすることを心掛けています。
生まれ育った大好きなこの場所で、被災した後も住み続けるには「仕事」が必要になるからこそ、「生業」を継続する、創ることがとっても大切だと考えています。
七尾市（能登）は、観光業が基幹産業の一つですが、能登の玄関口である七尾の産業が盛んになることは、つまり「能登全体の復興」につながることだと思います。

12月1日には「復興一本杉マルシェ」を開催予定！
ボランティア募集をしているので、ぜひ七尾に能登に来てください＾＾