能登半島地震・支援レポート6月2日【復興・一本杉マルシェの運営サポート】

復興・一本杉マルシェ

能登半島地震で大きな被害を受けた石川県七尾市の一本杉通り商店街で開催される、青空マルシェが「復興・一本杉マルシェ」です。地元の振興会の方々が商品を持ち寄って販売し、復興への足掛かりにしようというイベント！

七尾駅を降りてすぐにある一本杉通りは、古い町並みが残り観光客にも人気があります。
能登半島地震で建物が国の登録有形文化財の商店などが大きな被害を受け、多くの店で営業再開の見通しが立たないお店も多くありました。
振興会に加盟する、すし店や和ろうそくの店などの約10店舗が、一本杉通り沿いの駐車場にお店を出し、イベントを開催しています。

2024年6月2日（日）には、第5回復興一本杉マルシェが開催。
ユナイテッドアースでは、運営サポートをさせていただきました！

支援活動内容

・会場設営
・販売サポート
・撤収
などを担当させていただきました！

マルシェの様子

第5回目のマルシェには、たくさんのボランティアが全国から駆けつけてくれました。

石川県内からのはもちろん、関東、関西、なんと沖縄からも！！
今回のマルシェは生憎の雨模様。準備中も雨が強くふったり、弱くなったり><

「この雨で、開催できるのかな・・」と声が漏れる出店者の方もいたぐらい、大雨が降った時間は不安も感じる瞬間もあり、ひやひや！
そんな中でも、11:00のスタートの時間には小雨になり、雨模様のなかでも、たくさんのお客様が来てくれ、地元のみなさんもボランティアもホッと胸を撫で下ろしました。
昼過ぎには雨が止み、終了時間にはお日様が顔を出し、みなさんの笑顔溢れるマルシェでした^^

今回は、宮城県南三陸町の佐藤町長はじめ15名の方が南三陸から七尾にエールを届けに来てくれました！
宮城県南三陸町は東日本大震災で大きな被害を受けた地域、13年かけ、復興の歩みを続けてこられた皆さん。

佐藤町長が、
「当時たくさんの方に支え助けてもらったからこそ、恩返しとして、次は私たちがみなさんを支えていく番だと思っている」
「絶対に復興できるから、諦めないでほしい！」
というメッセージを伝えてくれました。一本杉や能登のみなさんのお顔を見ると、とっても心動かされていたように思います。UEのメンバーも胸が熱くなりました！

UEでは、東日本大震災の発災から10日後から南三陸町で支援活動スタートし、長い期間、南三陸で支援活動をしていたので、今回のマルシェでみなさんと再会できたことはとっても嬉しい時間でした。

そして、能登半島地震でベースを構えた七尾・一本杉での再会！！
皆さんとの繋がりやご縁を感じずにはいられません。

13年前、東日本大震災が起こった日のこと。
南三陸町にテントをはり、ボランティアを始めた時のこと。
たくさんのボランティアのみなさんが現地に来てくれたことが走馬灯のように浮かんでくる時間でした。

どこで起きるかわからない災害。
「災害大国」と呼ばれる日本だからこそ、いざという時に繋がり助け合えるご縁を作っていきます。
そしてそのご縁やつながりを紡いでいけるような支援活動をしていきたいと思います！